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乳がんについて

2008.4.23[小橋史子より]

がん対策基本法が可決・成立されて以降、新聞や雑誌でがんについての記事や特集をよく目にするようになりました。先日も新聞(’08.4.13.朝日新聞・朝刊)に“乳がんが転移した後にしか使えなかった抗がん剤「ハーセプチン」が、手術後の再発予防に使えるようになりました。”と言う記事が掲載されていました。
乳がんはマンモーグラフィ検診での早期発見、乳房温存療法や治療は特に日進月歩しており、かつ薬がよく効くと聞いております。しかしながら上記のような薬の承認に他国と比べ日本は時間がかかるのも事実だそうです。安全性等の確認は重要な事ですが承認の遅れで有効な薬の使用が遅れてしまうことは大変問題ではと思われます。
「ハーセプチン」が再発予防に使用できるようになりましたが今回、公的医療保険で認められたのは一部の投与方法に限られているともありました。薬の効果は見込めるが公的医療保険対象外の投与方法であれば患者さんの全額負担となり、高額な薬剤費になってしまいます。高額医療費制度の利用で緩和されるでしょうが患者さん・そのご家族に負担がかかる事は否めません。
諸問題はあるでしょうが乳がん治療が擦傷のように「きれいに治ったね!」と軽くいえる時が早く来る事、そして東京海上日動あんしん生命が展開する「お客様をがんからお守りする運動」とともに弊社が皆様のお役に立てることができれば・・・と思います。

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