2005.8.10[芳賀孝之より]
独立行政法人国立病院機構 大阪南医療センターの外科医井上先生に直腸がんのお話をお聞きいたしました。
今、がんによる死亡者数の増加の中でも大腸、直腸がんの死亡率が際立って増加しているそうです。原因として考えられるのは食生活があげられます。欧米食の影響、複合糖質、食物繊維の摂取の低下、動物性たんぱく質の摂取増加等々が考えられているそうです。また運動不足、喫煙、アルコールなどの因子も考えられるそうです。中でも大腸がん、直腸がんの家族歴として家族性大腸がん(遺伝性非ポリポーシス大腸がん)ということもあるそうです。ではその抑制因子とは、やはり食物繊維、炭水化物、カルシウムの摂取など一般的に考えられているそうです。
治療方法としては低位前方切除術等の術式がありますが、がん治療においては手術は治療の始まりでありその後の補助治療(抗がん剤治療・放射線治療)が大事であるということでした。
最後に井上先生は、外科医にもっとも必要なことは「ひるまない度胸と技量そして懇切丁寧にご説明する深い思いやりの言葉である」と締めくくられました。1時間30分のお話で、非常にわかりやすいご説明、解説をいただき井上先生は外科医にもっとも必要な「思いやりのある深い言葉」を実践されておられることがよくわかりました。
独立行政法人国立病院機構大阪南医療センターの詳細は弊社HPの21TOWN「医療」に掲載しております。
芳賀孝之
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